キンモクセイの剪定例:伸びすぎた大木を劇的に改善!失敗しない枝下ろしのコツ

雑木の庭 施工例

今回は、大きく育ちすぎてしまったキンモクセイの「枝下ろし剪定」のご依頼です。

樹高は6メートルを超え、道路や隣地にも大きく枝がはみ出している状態でした。お客様からは「樹木をできるだけ小さくしつつ、見た目も美しく整えてほしい」とのご要望をいただきました。

長年お手入れがされていなかったため、枝葉が密集し、樹木の内部は日が当たらない状況でした。

キンモクセイの剪定前

道路へのはみ出しを解消する剪定

まず最初に着手したのは、道路に大きく張り出してしまっている枝の剪定です。

特に、配送トラックなどの大型車両が安全に通行できるよう、荷台が接触しない高さを確保する必要がありました。塀の周辺から慎重に枝を切り詰め、安全な空間を作り出していきます。

下方の枝の高さを確保できる目処が立ったため、そのまま上方向へと剪定を進め、道路側の樹形を整えていきました。

キンモクセイの剪定後

内部に光を取り込み、新しい芽を育てる

次に、敷地の内側に梯子をかけ、樹木の上部から剪定作業を行います。

ここでのポイントは、太い枝を中心に間引くように剪定していくことです。お客様から「剪定後のきれいな状態を長く保てるようにしてほしい」というご要望があったため、思い切って枝の数を減らしました。

こうすることで、樹木の内部まで太陽の光が届くようになります。光が当たることで、これまで眠っていた新しい芽(新芽)が吹き出し、樹木が内側から若返る効果が期待できます。風通しも良くなるため、病害虫の予防にも繋がります。

電線や隣地への配慮と全体の仕上げ

樹木の上部は電線に接触しかけており、大変危険な状態でした。安全を最優先に考え、電線に触れないように丁寧に枝を切り詰めていきます。

また、お隣の駐車場へはみ出していた部分も、ご迷惑にならないよう敷地の境界線ぎりぎりまで切り戻し、全体の形を美しく整えていきました。

長年剪定されていなかったため、内部の細い枝は日光不足で枯れてしまい、枝の先端ばかりが伸びる「間延びした」状態でした。このような状態から美しい樹形を作り出すのは少し難しい作業でしたが、全体のバランスを見ながら丁寧に仕上げ、なんとかご満足いただける形にできたかと思います。

剪定後は見違えるようにスッキリとし、安全性も確保することができました。大きくなりすぎたキンモクセイも、適切な枝下ろし剪定を行うことで、美しく健康な姿を取り戻すことが可能です。

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