伸びすぎたシマトネリコの剪定|ビフォーアフターで解説

雑木の庭 施工例

伸びすぎたシマトネリコの剪定|ビフォーアフターで解説

今回は、伸びすぎた「シマトネリコ」の剪定をご依頼いただいた事例をご紹介いたします。

シマトネリコは成長が早く、放置していると枝葉が混み合って風通しが悪くなったり、隣家にご迷惑をかけてしまったりすることがあります。定期的な剪定は、美しい樹形を保つだけでなく、庭木を健康に保つためにも非常に重要です。

剪定前の状態とお客様からのご要望

こちらが剪定前のシマトネリコの状態です。

シマトネリコ剪定前

ご覧の通り、全体的に枝葉が密集しており、特に左側の株立ちの幹が大きく成長し、お隣の敷地まで伸びてしまっている状況でした。

お客様からは、以下のご要望をいただきました。

お隣の敷地にはみ出している枝をどうにかしたい
木全体の高さを少し低くしたい
混み合った枝葉をすっきりさせて、風通しを良くしたい

お客様と詳しくお話し合いを重ね、今回はお隣にはみ出している原因となっている左側の株立ちの幹を、根元から一本伐採する大胆な方法をご提案し、ご快諾いただきました。これにより、将来的に枝が伸びても、お隣にご迷惑がかかりにくくなります。

こちらの庭木は今回で3回目の剪定となり、これまでも定期的にお手入れをさせていただいていたため、樹形が整っており、剪定がしやすい良好な状態でした。

剪定の作業内容とポイント

今回の剪定で特に意識したポイントは、全体のバランスと自然な枝の流れです。

まず、計画通りにお隣へ伸びていた左側の太い幹を根元から伐採しました。株立ちのシマトネリコは、数本ある幹の中から不要なものを根元から切り落とす「間引き剪定」を行うことで、全体のボリュームを効果的にコントロールできます。

幹を一本抜いたことで、木の骨格が大きく変わりました。その新しい骨格に合わせて、上部から全体のバランスを見ながら丁寧に枝を透いていきます。お客様のご要望であった高さも、全体のバランスを崩さないよう注意しながら少し切り下げました。

シマトネリコの剪定で大切なのは、一本一本の枝の流れを意識することです。不要な枝や交差している枝を取り除き、風と光が木の内部まで届くように整えていきます。

今回は、左側の幹を抜いたことで木の重心が少し右側に寄った印象になったため、右側のボリュームをやや抑え気味に剪定し、すっきりと美しい樹形に仕上げました。

ちなみに、シマトネリコの剪定時期は、基本的にいつでも可能ですが、休眠期にあたる3月頃や、成長が落ち着く9月〜11月頃が木への負担が少なくおすすめです。

剪定後の様子

ひらめくしげ師匠

ポイントは、真っ直ぐ上に伸びる枝を意識的に残していくとシマトネリコ特有の樹形になりやすい。

こちらが剪定後のシマトネリコです。

シマトネリコ剪定後

いかがでしょうか。お隣に越境していた枝がなくなり、全体的に非常にすっきりとした印象になりました。

混み合っていた枝葉が整理され、風通しが良くなったことで、病害虫の予防にもつながります。木の中心まで光が届くようになり、今後の健やかな成長が期待できます。

また、今回はご依頼には含まれていませんでしたが、足元の低木の乱れが少し気になりましたので、サービスでそちらも綺麗に整えさせていただきました。お庭全体の美観が向上し、お客様にも大変お喜びいただけました。

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