
今回は、庭の主役でもあるもみじの剪定作業についてご紹介いたします。
こちらのモミジは、今回で二度目の剪定となります。一度目の剪定では、将来の美しい樹形をイメージしながら、基本となる骨格や大まかな枝の配置を決める作業を中心に行いました。
そして今回は、その骨格を基に、さらに洗練された姿を目指すための大切なステップです。不要な枝を整理し、残すべき良い枝を見極めながら、理想の樹形へと仕上げていく工程をご覧いただきます。
今回の剪定で中心となる作業は「枝抜き」です。
枝抜きとは、文字通り不要な枝を根元から切り除く剪定方法です。特に、木の成長を妨げたり、樹形の美しさを損ねたりする太い枝を優先的に整理していきます。
枝抜きを行うことで、内部まで日光が届きやすくなり、風通しも改善されます。これにより、木が健康に育つだけでなく、病害虫の予防にも繋がるのです。
具体的には、以下のような枝を重点的に剪定しました。
他の枝と交差している「交差枝」
木の中心に向かって伸びる「内向枝」
一本の幹から平行に伸びる「平行枝」
混み合っている部分の不要な太い枝
これらの枝を丁寧に取り除くことで、一本一本の枝のラインが際立ち、モミジ本来の美しい姿が浮かび上がってきます。これが、失敗しない剪定のコツです。

そしてこちらが、剪定を終えたモミジの姿です。
全体のバランスが整い、すっきりと軽やかな印象になったのではないでしょうか。枝と枝の間に空間が生まれたことで、葉の一枚一枚に光が当たり、秋にはより一層美しい紅葉が期待できます。
また、今回はお隣の敷地へ枝が越境しないよう、外側へ伸びる枝の長さにも配慮しながら剪定を行いました。周囲への気配りも、庭木を美しく管理する上で大切なポイントです。
丁寧な枝抜き剪定によって、モミジはこれからも健やかに成長し、四季折々の美しい表情を見せてくれることでしょう。

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