常緑ヤマボウシとオリーブの剪定|すっきり自然な樹形づくり

雑木の庭 施工例

今回は、常緑ヤマボウシとオリーブ、2本の庭木の剪定をご依頼いただきました。
お客様からは「どちらの木も、さっぱりと軽やかな印象にしたい」という明確なご要望をいただいております。

それぞれの樹木の特性と、お客様が描く理想のお庭のイメージを大切にしながら、丁寧に作業を進めてまいります。

剪定前:ヤマボウシとオリーブ

お客様のご要望と夏剪定のポイント

今回、お客様からいただいた具体的なご要望は以下の通りです。

常緑ヤマボウシ: 電柱を優しく包み込むように枝葉を配置し、圧迫感を和らげ、存在感を少しだけ抑えたい。
オリーブ: 全体的に枝葉を透かして、風通しの良い、すっきりとした自然な樹形に整えたい。

今回の作業は夏場に行います。本来、夏の剪定は樹木への負担を最小限にするため、枝先を軽く整える程度の「軽剪定」が基本とされています。

しかし、「夏のうちに形を整えて、すっきりと過ごしたい」というご希望は、多くのお客様が持たれるお気持ちです。

そこで重要になるのが、樹木の健康を第一に考えた剪定計画です。お客様のご要望にお応えするため、今回は不要な枝を根元から取り除く「透かし剪定」を主体に行いました。

ただし、夏は樹木が太陽の光を浴びて「光合成」を活発に行い、成長するためのエネルギーを作る大切な季節です。剪定で葉を取りすぎると、樹木が弱ってしまう原因にもなりかねません。

そのため、秋冬の剪定と比べて意図的に枝葉を多めに残し、樹木が元気に夏を越せるよう配慮しています。ダメージを最小限に抑えながら理想の姿に近づけること、それが夏剪定の鍵となります。

こちらが剪定後の姿です。

剪定後:ヤマボウシとオリーブ

いかがでしょうか。茂りすぎていた枝葉が丁寧に取り除かれ、全体的に非常にすっきりとした印象になりました。

ヤマボウシは周囲の景観に溶け込み、オリーブは軽やかで涼しげな佇まいを取り戻しました。

剪定によって風通しと日当たりが大きく改善されたことで、これまで隠れがちだった株元の紫陽花にも再び光が届くようになり、その美しい姿が楽しめるようになりました。

濃淡の異なる緑がリズミカルに重なり合い、お庭全体がおしゃれで奥行きのある空間へと生まれ変わったようです。

夏場の剪定は、お客様の「美しく整えたい」というご要望と、樹木の健康維持とのバランスが非常に重要です。適切な知識と技術をもって剪定を行えば、夏でも安心してお庭の木々を健やかに、そして美しく保つことが可能です。

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